■ F1:富士が終わってドライバーズタイトルの行方は
2007年 10月 02日 |
残り2戦での各ドライバーのチャンピオンシップについて調べてみた。
富士の終了時点で、各ドライバーのポイントは以下のとおり

ハミルトン:107ポイント
アロンソ :95ポイント
ライコネン:90ポイント
マッサ  :80ポイント


ハミルトン以下のドライバーは3人が3人とも2連勝するしか望みはないのだ。
そこで2連勝した場合のポイントを算出してみる。

ハミルトン:107(両方無得点の場合)
アロンソ :95+20=115
ライコネン:90+20=110
マッサ  :80+20=100


この時点でマッサのチャンピオンシップは終わった。ただし確実に望みがないわけでもない。それは後で検証する。
問題はライコネンとアロンソなのだが、

ライコネンは2戦2勝しても、ハミルトン4ポイント、つまりどちらかで5位フィニッシュでアウト。
アロンソは2戦2勝すると115ポイント、そうなるとハミルトンは9ポイント必要になる。

ということで、次戦上海でハミルトンが優勝すればアロンソの順位にかかわらずタイトル決定。

アロンソが優勝するとハミルトンは2位でも上海では決まらない。この場合上海終了時点でハミルトン115P、アロンソ105Pになるので最終インテルラゴスではハミルトンは最低でも入賞しなければならない。ただし入賞すればチャンピオンはハミルトン。
そこで問題になるのは9ポイント取ればいいということ。アロンソは富士でリタイアしているので上海は1戦目のエンジンで臨めるがハミルトンは2戦目のエンジンとなる。となると2位を無理に取りにいく必要はあるのだろうか?ハミルトンは残り2戦で9ポイント取ればよい。順位で言えば4位と5位でいいのだ。上海とインテルラゴスのコースレイアウトを考えれば上海はマクラーレン、インテルラゴスはフェラーリがやや有利そうだが、しかし、セッティングによってはどちらもフェラーリ有利かもしれない。どちらにしてもマクラーレンのポテンシャルなら4位5位を取ることはたやすいだろう。残り2戦のコースレイアウトも総合力が必要なレイアウトゆえに下位チームに食われることはないだろう。となると、予選でポールポジションを取れるのであれば、無理に2戦目のエンジンは必要ないのだ。あえてグリッド降格を甘んじて受け手抜きで堅実に走って4位フィニッシュをゲットする方法がある。エンジンを積み替えてBMW以下のチームをすべてパスすればそれでいいのだ。それだけで確実に4位2回ゲットできる。つまり10ポイント。上海は抜きどころが多いから、予選11番手、12番手からでも5位4ポイントを取ることは苦労無いはず。それならアロンソの動きだけ追えばいい。マクラーレン有利でアロンソが勝ちそうなら4位をフェラーリが有利で予選で活躍することになれば、ハミルトンは入賞だけを狙えばいいことになる。あいまいな部分を突いていくときりがないので大雑把だけだが、ハミルトンのチャンピオンは富士で決まったも同然だということになった。

さて、後述するといったフェラーリだが、望みがない事もない。
12月の裁定でもしマクラーレンのドライバーズポイントも剥奪という事態になれば、まだマッサにもチャンスはある。(チームが上訴しなかったため可能性は限りなくゼロに近いが)ただしその場合、マッサも2連勝が必要。ただし2連勝すればライコネンは11ポイント取る必要があり2戦で3位、4位が必要になる。8ポイント、3ポイントなら2位と6位でもいいのだ。
現状マッサのテクニックで優勝できるコースでライコネンの7位以下は考えにくい。マクラーレンの離脱によりコンストラクターズを獲ったフェラーリがそこまでのリスクを抱える必要があるかどうかという部分でどのような采配を振るってくるか。それによって変わってくるだろうが、マクラーレンがいてもチャンピオンシップは獲っていたと誇示すべく残り2戦フェラーリが本気になれば面白いかもしれない。
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